どうも、ねこん(@nekon26)です。
どうしてもやる気が出ないって時がありますよね。
私もあります。だって人間ですもん。完璧な人間など居ないのです。
そんな時こそ、人間行動学の出番です!
やる気が出ない時でも頑張れる1つの考え方を、今回は目標勾配仮説を使ってお伝えします。
もくじ
目標勾配仮説とはゴールが近づくとやる気が出る効果
ゴールに近いと頑張れる
目標勾配仮説とは「ゴールが近づくほどやる気が上がる」という人間行動学の1つです。
言葉だけではイマイチわかりにくいですよね。
でも、日常でもありふれた現象なのです。
- マラソンで最後の1kmになったら、ラストスパートかけようと頑張れる
- 部活の練習で「あと1本!」とか言われると、最後だと思って頑張れる
- 記事を30本書こうと決めてる場合、30本目の記事が頑張れる
- スタンプカードであと1回ぐらいの買い物で届きそうなら、また来ようと思っちゃう
- 課金ガチャで次がレア度高い確定だったら、回しちゃう
1つは思い当たる節があるんじゃないでしょうか?
それぐらい日常にありふれているのです。
例で出したように、目標(ゴール)が「最後の1km」や「あと1本」にあたります。
わかりやすく最後っぽい演出にしてますが、マラソンで「最後の1km」から「最後の100m」だったらどうでしょう?
「最後の1km」より「最後の100m」の方がもっとやる気が出そうですよね。
つまり、目標勾配仮説とは「ゴールに近づけば近づくほどやる気がアップする」という現象なのです。
自分のやる気をアップさせるには身近な目標を

自分のやる気をアップさせたいことってありますよね?
そういう時は「達成可能な身近な目標(ゴール)を設定してあげる」のがいいです。
筋トレもブログもいきなり1000本とか高い目標を掲げても、遠いって思ってしまいますよね。私は間違いなく挫折します。
始める時は「まずは1本してみよう」と簡単にできそうな目標を掲げましょう。
ほら達成できそうでしょう?やってみようとやる気がアップしてきませんか?
それでも自分のやる気が出ない時は、筋トレなら「まずは筋トレの姿勢だけでもしてみる」にしてみましょう。
ブログであれば、「まずは見出しだけ書く」とか「まず1文字書いてみる」でもいいでしょう。
もっと達成しやすくなりましたね。
このように、掲げる目標は自分で自由に変えれるのです。
実はこれが最大のポイントです!
やる気が出ない、やる気が下がってきた場合はもう少し目先の目標を変えればいいのです。
達成したら今度はまた新たな身近な目標を設定してあげれば、やる気が継続します。
このように、自分のやる気をアップさせたい時は「達成可能な身近な目標(ゴール)を設定」してあげましょう。
ブロガーなら一度はお世話になったことがあるかもしれないクロネさん(@kurone43 )ですが、「ブログ初心者が100記事までに書き続ける10段階講座(外部リンクに飛びます)」で10記事ごとに分けてるのも、こういう効果を狙ってのことかもしれません。
人のやる気をアップさせるには目標に近づけてあげよう

自分ではなく、人のやる気をアップさせることも出来ます。
その人の目標を設定してあげるか、目標へ近づくように後押ししてあげればいいのです。
例にも出したように、「スタンプカードがもう少しで達成しそう」や「確定ガチャ」はお客さんにやる気を出させようとしてます。
スタンプカードの例で挙げれば、いくつまでスタンプが貯まると報酬が得られるような目標が設定されています。
これだけでも頑張って貯めようと思っちゃいますよね?
さらに考えられてる企業では、あらかじめスタンプカードにスタンプが押されてるかもしれません。
「5個貯まれば報酬をくれるスタンプカード」と「6個貯まれば何かくれるスタンプカードに1つスタンプが押されているカード」があったらどうでしょう?
5個貯まると報酬をくれるスタンプカード
スタート |
6個貯まると報酬をくれるスタンプカード
◎ | スタート |
何となく下のスタンプカードの方が頑張ってみようと思いませんか?
3000円買えばスタンプ1個貰える店であれば、下の方が3000円分儲けたとも思ってしまうかもしれません。さらに、レジの横で「今ならスタンプ1個分サービス!」などとアピールされたら喜んじゃいますよね?
私なら確実に喜びます。
実質は同じ5個のスタンプカードであってもです。
このようにビジネスとしても使えます。探せばきっと色々な場面で見つけられますよ。
他にも部下にやってもらいたいことがある場合や自分の子どもの宿題の時にも使えます。
始めだけ一緒にやってあげる、答えに誘導する、など色々な背中の押し方があります。
このように人のやる気をアップさせる場合は、まずは「達成可能な目標(ゴール)」は一緒です。
その後は頑張ってもらうために「背中を押してあげて目標に近づけてあげる」のが大事です。

まとめ:目標勾配仮説はやろうとするアナタの味方
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
- やる気アップには達成可能な身近な目標が必須
- 自分の目標は自由に変えれる
- やる気が出ない場合はドンドン身近な目標に変えよう
- 人のやる気アップには目標への後押しをしよう
- ビジネスにも使える
本当に何にでも使えるポテンシャルを持っている目標勾配仮説です。
同じ価値のものでも目標1つでやる気を変えれるのです。そうすることによって行動も変えれたりスピードも早めれます。
そして終わりが見えたものは、なかなかやめられない集中モードになりやすいのです。
私たちは人間ですので、ずっとやる気を継続させるのは難しいものです。
その時は「遠い目標」を「近い目標」に見直すことも大事です。
もしくは、まだあんなに遠いと絶望するより、もうこんなに進んでいるんだっていうことを振り返ってみましょう。
アナタはちゃんと頑張っていますよ!もうこんなに進んでたってことを認識して自分で褒めちゃいましょう。
この記事を見て、やる気アップの手助けができれば幸いです。
そして、アナタの目標が達成できるように祈っておきますね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。