どうも、ねこん(@nekon26)です。
株に興味を持ち始めているアナタ。
株をしているけどイマイチ専門用語がわかっていないアナタ。
そんなアナタに朗報です!
今回のテーマは「PERから見る割安株」です。
PERって何だか難しいですよね?出来るだけ割安株を買いたいですよね?
でも株投資は情報が多いほど有利です。PERも簡単なので、サラッとマスターしちゃいましょう!
ってか、PERとかPBRとか似た名前すぎない?パッと見じゃわからんわ(笑)
PERからみる割安株とは?
PERとは株価収益率で小さいほど割安株
株が割安か割高かを判断するとき、株価を測るための基準つまり物差しが必要です。
PERでの物差しは、会社の利益に相当します。
PERとは株価が1株あたりの利益の何倍になっているかを示す指標です。
漢字で難しく書くと、PERとは株価収益率です。
PER=株価÷1株あたりの利益
つまり結論から述べると、「PERは低いほど株価が正当な評価を受けておらず、株価が上がりやすい」ということになります。
PERが小さいほど上がりやすい理由
ここから詳しくどういうことなのかを例に出して解説していきましょう。
- A社の株価が1000円 1株あたりの利益が100円
- B社の株価が3000円 1株あたりの利益が500円
という2つの会社があったとしましょう。
単純に見ると、B社の株よりA社の株の方が安いとなります。
しかし、業績の指標の1つである「利益」を物差しにすると、どうでしょう?
- A社のPERは1000÷100=10(倍)
- B社のPERは3000÷500= 6(倍)
B社のPERの方が低いですね。
ということは、実はB社の方が割安株ということになります。
簡単に言うと、PERが小さい値とは「めちゃんこ儲けているのに株価が安い!」という状況なのです。
めちゃんこ儲けているのに株価が安いということは、これから株価が上がりやすいということです。
めちゃんこ儲けているというプラスな要素を周りの投資家たちに正当評価されれば、株価はグングンと伸びていくでしょう。
ただし、注意点もあります。
会社の利益が今後下がる可能性についてはPERだけではわかりません。
そういう時は将来の業績予想から割り出した「予想PER」も参考にしましょう。
予想PERの値が、現在のPERの値よりも小さいと割安株ということになります。
もう1つの注意点があります。
PERは1つの指標にすぎません。この数値だけを鵜呑みにしてはいけません。
他のPBRやROEなどを組み合わせて割安株・優良株を探していきましょう。
- PERは小さいほど割安株
- 予想PERもチェック
- 予想PERがPERよりも値が小さいと割安
PERの数値の目安は?15倍ってホント?
私自身が聞いたPERの数値基準は「15倍」でした。
15倍を下回っていれば割安、上回っていれば割高、ということです。
しかし結論は違います。
答えは「同業種内でPERを比較して小さいほど割安」です。
つまり、明確に分けれる数値がないのです。
なぜでしょうか?
会社には様々なカテゴリーが存在します。
例えば、医療・自動車・ITなどのカテゴリーです。
それぞれにおいて「成長の仕方」や「景気状況による左右されやすさ」が違います。
ただ同カテゴリーでは似たような傾向になるので、カテゴリーに応じたPERが参考になってくるのです。
一般的には下のようになります。
- 自動車や鉄鋼や建築はPERが小さくなりやすい
- 医療やITはPERが高くなりやすい
私が最近気になっているIT系では100倍とかもザラにあります。
それでも買ったりしているのは、同レベル規模との比較でPERを見ているからです。
よって結論は「PERは同業種内で同レベル規模の会社で比較せよ」ということになります。
他もチェックするなんて手間かもしれませんが、チェックした分だけ勝率がアップしてきますよ!
「SBI証券」では同業種・同規模レベルの比較がしやすい機能が付いています。

上の画像は一例ですが、この機能でとても調べやすくなっています。
よかったら始めてみてはいかがでしょう?
結論・まとめ
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
- PERとは会社の利益から判断する指標
- PERは小さい値ほど割安株
- 同業種・同規模レベルで比較しよう
- あくまで指標の1つ。他の数値も参考に
これでPERという1つ戦える武器を手に入れました。
さぁ、レッツトレードです!
勝てば楽しい世界が待ってますよ。
私も勉強させてもらった本(マンガ)がこちらです。マンガの方がいいや、って方はこちらをどうぞ。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。